僕たちナイトdeライトが「希望を発信する」バンドだとしたら、いのちの電話は「絶望を受信する」団体なのだと思います。希望を発信し、苦しんでいる人々に励ましや勇気を与えることも必要ですが、苦しんでいる人の心にある思いや、その実情を受け止めてくれる場所も必要です。そしてそれがまさにいのちの電話の働きなのだと思います。
電話を受けているのは、同じように苦しみや痛みを味わいながら生きている一人の人間です。マニュアルや仕事ではありません。ただ一つ。「生きて欲しい。」その思いだけで突き動かされている方々です。
僕たちナイトdeライトも同じ思いを持っています。この世の中に、無くなってもいい命なんて一つもありません。命は、生きているだけで価値があるものです。だから、生きていることがつらくなっても、途中で終わらせることはしないで欲しい。心の中にある、そのつらさを吐き出して、ゆっくりでいいから歩いていきましょう。あなたが前を向くために、一歩でも踏み出せるために、いのちの電話は存在しています。
あなたの心の声を聞かせてください。